自転車の腑抜けたち



自転車の横暴と鈍感
電動自転車というものが出回ってから、日本人はますます弱体化した。スマホ依存やらテレビ中毒やらのせいもあり、日本人全体的にトロい奴が増えたと思う。
何故そう感じるかというと、距離感が掴めていない者が多くなったからだ。歩行者ギリギリのところをすり抜ける自転車が多い。しかも電動だから結構なスピードを出せる。連中が細心の注意で、先を見越しながら走行しているのかというとそうでもなく、いかにもトロそうな奴ばかりだ(男も女も、老いも若きもだ)。
こちらが急に右か左に動いたらどうするつもりだろう?
ワタシの印象では足腰が弱っちょろいくせに電気仕掛けに頼って自分の都合だけで自己中心的にスピードを上げて走っている者が非常に多いと感じる。
ワタシ個人はもう何年も自転車なしの生活すなわち徒歩の生活をしている。
家族はみな自転車を持っているが、ワタシのマンションでは個人スペースでお金を払って停めるタイプの駐輪場だからワタシのスペースが無いのだ。あえてカネを払って余分なスペースを借りようとも思わずワタシは近所での買い物やら駅までの通勤やらは全部徒歩を選んだのだ。(こう言うと今ワタシがけなしている連中は馬鹿にして嗤うだろうがOKだ。ワタシは連中に好かれたくない)昔はマウンテンバイクなどに乗っていたから自転車の良さはよくわかっている。
河川敷や海岸を走るのはとても気持ちがいい事もだ。
しかし昨今の自転車の連中の走り方はすべてが邪道だ。
見ていて機敏さやクレバーさが感じられない。
何よりも情感が希薄だ。今のアニメなどでは目つきの悪いひょろっと背が高い、人生をどこか斜に構えた、人を小馬鹿にした態度の薄ら笑いを浮かべた若造の二枚目がよく登場するようだが、若い男なら、さしづめそんな感じの冷たさが一様に感じられるし、女なら年齢関係なく〝これはわたしの当然な権利だから病〟の、最近よくいるあの権利というものの本質をはきちがえた頭の悪い感じの冷たさが一様に感じられる。
そのスピードはお前の馬力じゃないんだよ。そこはお前だけの道じゃないんだよ。
それにそんなトロい身のこなしで、そもそも自転車なんかに乗るのが間違っているんだよ。
と内心激しく毒づきながらワタシはこう思う。
〝気をつけろよ。お前が怪我をしたら悲しむ者もいるだろう。気をつけろよ!小さい子供たちだって歩いているんだよ〟ってな。