猫のボランティア
ようこそ砂漠cafeへ
静天凪(せいてんなぎ)です。
以前、彼氏の前で自分の携帯電話に珈琲をかけた女性のお話しをしました。(〝小さな箱〟2022.2.26)
今日のお話しはその後日談です。
猫「ねえ、聞いてよ」
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私「おっと、また突然の出現だね」
猫「ごめんね。霊界の時間とこっちの時間は全然違うから」
私「こちらはいつでもウエルカムさ。ヘネシーをどうぞ」
「ありがとう。でね、この間のあの携帯電話に珈琲をかけた女の子覚えてる?」
私「ああ、あの携帯電話中毒の彼氏といたひとだね」
猫「わたし、どうも彼女のことが気になってね。また会ってきたの」
私「突然現れたら、びっくりしてただろ?」
猫「まあね。でも言っておきたいことがあったの」
私「言っておきたいこと?」
猫「そう。携帯電話を壊したあとのことよ。大きな箱は別に要らないけど、小さな箱、つまり携帯電話はPCに連動してるから、また新しく持つべきって言いたかったの」
私「大きな箱も小さな箱も人を縛る見えない手錠にもなるけど諸刃の剣だね」
猫「そう。〝連中〟はこれを使って本人の自覚がないレベルでメトロポリタンを操ってるんだけど、じゃあそれをまるっきり捨てて背を向けるのがいいのかって言うとそれも違うと思うの」
私「彼女はどうだった?」
猫「彼女は賢かったわ。すでに新しいのを買ってた。でわたし何故?って聞いたの」
私「へえ、もう買ってたんだ」
猫「彼に気づいてほしかったのと、自分の気持ちにけじめをつけたかったんだって」
私「なるほどね。PCにまで背を向けると逆に連中の思う壺だから、それはよかったね」
猫「彼女ならもう操られることはないわ。携帯は彼女にとってはあくまでも道具に過ぎないから、賢くPCを使って自由を勝ち取るはずよ」
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私「機械に使われない人間。自分の頭で考え、自分の鼻で嗅ぎ、自分のこころで感じる・・・彼女はメトロポリタンから独立できるかな?」
猫「大丈夫。彼女ならね」
私「メトロポリスにも彼女のような人間がいるんだね」
猫「そう。もう彼女の旅は始まっていたわ。いまや彼女はメトロポリタンではなく生身の人間になったんだわ」
私「乾杯」
猫「乾杯!」